民芸品
SOLUNAのあちこちに居る民芸品たち。
主に中米・メキシコやグァテマラを旅した時に手に入れたものです。
どことなく間抜けな表情は、見ているだけで
思わずクスっと微笑みがこぼれ、和やかな気持ちにしてくれます。
この色使い、メキシコ人の感覚ならでは、ですね。
キリスト誕生の場面や、宗教的な意味のあるデザインだけでなく、
悪魔や骸骨などもあり、普通なら気持ち悪い、恐いと感じるものも
メキシコ人のセンスにかかれば、とても可愛らしく
ユーモラスなものになります。
メキシコ特有の気候・風土とスペインの文化を吸収して、
独自の技術が育まれたのですね。
「職人の技」が、「お土産もの」としてだけでなく、
生活雑貨として今でも、人々の暮らしの中に生きています。
メキシコタイルや食器をはじめ、陶製品など実用的な工芸品も色々あります。
(手洗いのシンクやコンセントプレートは東京のお店から取り寄せました)
良い意味での、「いい加減」でないと作れない、
計算ずくではできない、味わい深いもののかたち。
ものは何も語らないけれど、作った人の手から、使う私たちの手へ
まごころが伝わってきます。
シンプルで機能的な大量生産のものも、勿論すきだけど
民芸品のもつ手作りならではのあたたかさ、
代々受け継がれて来た、ものづくりのこころを大切にして、
私たちの次の世代にも伝えて行きたいです。
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